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9.12 SAT
3:00 KICK OFF オリンピック・スタジアム
2026-2027 チャレンジャー・プロ・リーグ 第5節
試合終了
K.ベールスホットV.A.
3
1
リールセSK
首位を走るベールスホットは、ホームに宿敵リールセを迎えた。隣接する地域同士の対戦とあって、スタジアム全体が「ダービー」さながらの熱気と緊迫感に包まれる熱い一戦となった。
立ち上がり13分間で2点を先行する理想的なスタートを切った後、相手の猛反撃やアクシデントに見舞われながらも、中盤の修正と交代枠の躍動で3-1と完勝。熱狂的なサポーターの前で意地を見せ、首位の座をがっちりキープした。
なお、試合後には負けたリールセサポーターが暴れてスタジアム周辺が一時騒然となるなど、ダービー特有の激しい後味が残る幕切れとなった。
初期配置と試合のポイント
・ベールスホット(4-4-2):
GKポープ。DFプラット(RSB)、ゴヴァース、ファン・デン・エイデン、アウドール(LSB)。中盤に原口、ファン・イーヌー、右にライト=フィリップス、左にトシオ・レイク。前線はヴォッセンとヴラの2トップ。
・試合のポイント:
安定感を見せる4-4-2を継続。熱気を帯びた展開の中で好調な2トップと両ウイングの縦への推進力を活かし、相手DFライン背後のスペースを序盤から徹底的に突く設計。
局面ごとの分析
【前半:電光石火の2得点とトシオのアクシデント】
立ち上がり3分、中盤でボールを持った原口元気からピンポイントの裏へのスルーパスが供給され、見事な抜け出しを見せたD’マルジオ・ライト=フィリップスが落ち着いて仕留めて先制(1-0)。
続く13分にも、中盤での奪出からヴォッセンが同様の形でD’マルジオの裏抜けを狙うパスを供給。これがペナルティエリア内でのファウルを誘発し、PKをプラットが決めて2-0とリードを広げた。
21分にトシオが負傷退場するアクシデントによりアナス・ハジ・モハメドを早期投入。その後は2点リードしたベールスホットが受けに回り、リールセにポゼッションを許す時間帯が続いたが、ブロックを固めて前半を折り返した。
【後半:PK失点とマッツ・リッツ投入によるゲームコントロール】
後半立ち上がり、ヴラのシュートがバーを叩く決定機を迎えるも、直後の相手の左サイドからのアタックに対しプラットがペナルティエリア内でファウルをとられ、PKで1点差に詰め寄られる(2-1)。
ダービーのような熱気で勢いに乗る相手に対し、65分にヴォッセンに代えてマッツ・リッツを投入。中盤の強度とパスの落ち着きを取り戻し、相手の波をせき止めることに成功した。
【76分の決定打と組織守備による逃げ切り】
76分、GKポープからのロングフィードをヴラが頭でそらし、抜け出したアナスが相手をかわしてボックス内へ侵入。後ろから上がってきた左SBアウドールへ絶妙なラストパスを送り、アウドールが右足で仕留めて決定的な3点目(3-1)を奪った。
82分に3枚替え(クラーエス、ファン・ヒムベック、ギャムフィ)を敢行し、終盤の相手の攻勢を組織的な守備でシャットアウト。手堅く勝利を手中に収めた。
総括・MOM(マン・オブ・ザ マッチ)
・MOM:D’マルジオ・ライト=フィリップス
前半の圧巻のパフォーマンスで勝利の土台を作った。鋭い背後へのランニングで先制ゴールを奪い、追加点となるPKをも誘発。試合の主導権を一気に手繰り寄せた。
・キープレイヤー:原口元気 / アナス・ハジ・モハメド / ポープ・ウィリアム
原口はアクティブかつダイナミックな出来で、鮮烈なスルーパスを含め攻守に存在感を発揮。急遽途中出場となったアナスは1アシストに加え相手背後を脅かし続け、ポープは確かなセーブと最後方からの組み立て(フィード)で勝利に大きく貢献した。
荒れ模様のスタンドも含めダービーさながらの緊迫感の中、相手の猛反撃を凌ぎ、ゲームの流れに応じた選手交代(リッツの投入など)で再び主導権を引き戻した、非常に価値の高い勝利となった。